りすりすプロトコル2

知らない誰かが読んでくれたらちょっと嬉しい雑記。IT系の内容が多め。

忘れてしまう前に書いておこう

先月のお話。

 

やたらと忙しい割になんだかつまらない仕事を任され、全力投球したけど初めから何かが違ったままで、軌道修正してきたはずなのに最終的にはそれが無意味で、精神的にかなりいっぱいいっぱいになり、夜は眠れないし、四六時中に何かに追われてる精神状態だし、帰宅しても1点見つめて動けないし、意味もなく泣き続けてしまうし、他の人に変わってほしいと言っても、私以外にはやれる人がいないとか言われちゃうし、「もう仕事辞めるしか無い」とまで思い詰めた。

 

でも、考えてみれば、なんでこんなことのために私が壊れなくちゃならないのか。所詮は仕事じゃないか。

それに、仕事に関して、私は何一つごまかしなくやってきたし、恥じるべきところはない。

とにかくこれ以上続けたら、自分の心身の健康が危ういと思い、もうそれほど残っていない残タスクをすべて書き出し、本来もっと関わってもよかったはずの人達にすべて託して、しばし休暇をもらうことにした。

 

休む前は、リフレッシュ出来るかどうかなんてわからなかったし、もう二度と仕事出来ないかもしれない、とも思ってた。しばらくは病院通いになるのかもとも思っていた。

でも、さすがに社会人歴も長いし、自分の取り戻し方なんてそんなに難しくなかったらしく。

なんやかやと楽しいことをいろいろ計画して、あちこち出かけたりしているうちに、仕事のことはすっかり忘れ、浮かれポンチな私がすぐに戻ってきた。

夜も安眠できるようになり、落ちた体重もだいぶ元に戻った。

 

私の訴えをすぐに理解してくれた上司にも感謝だし、穴埋めをしてくれたチームメンバーにも感謝。(いや、でもね、穴埋めっていうほどの穴はなかったはずだけども。ほぼやりきってたし。もともと責務が重すぎたんだって。)

 

そして何より、夫に感謝。

出張続きで、ほとんど家にいなかったこともあり、私がかなり精神的にキてることを夫はまったく気付いていなくて。私も心配かけたくなくて、黙ってたんだけども。そのことを「ごめんね」って言ってくれた。夫は何も悪くないのに。

そして、「辛かったら仕事やめていいからね」と言ってくれた。「二人で楽しく生きるために仕事しているんだから、そんなに辛い思いをしてまで仕事するのは本末転倒だから」と。

私が最後までやれなかったことが悔しい、と言ったら、「完投しなくても勝利投手になれるよ」と言ってくれた夫。勝ったのか負けたのかは実際わからないけど、でもそう言ってもらえて気が楽になった。

そして、ここぞとばかりに私はいろいろワガママ言わせてもらって、欲しいもの買ってもらったり、出張について行ったり、おいしいもの食べさせてもらったり、一人旅に行かせてもらったり、お酒飲めないのに飲みに付き合わせたり。

何一つ文句も言わず、いろいろとさせてくれた夫。

本当に有り難い。

 

これから、また再び頑張ろうと思っている。

でも、仕事に対するスタンスは、ちょっと変えていこうかな。

仕事して稼いで、夫にポルシェの一つでも買ってあげられたら気持ちいいだろうな、というのがもともと私が仕事している動機だし。

私らしく、でも適度にやろう。周りの人の意見は、あまり参考にしなくてよいと思う。

 

嫌なことは忘れたけれど、まだ立ち直ってはいない。

仕事がなくなったので、暇になって、いろいろと勉強している。適度なヒマは大事だと思う。

ゆっくりとこれから先のことを考えよう。